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浄土真宗は聴聞にはじまり聴聞に終わるといわれるほど、聞くということが重要とされます。何を聞くのかというと阿弥陀様がなぜ仏となられたのかを聞かせていただく宗教です。そこには私がいたからです。この世の激流の中悲しみ・苦しみを背負っていかなければならない私のすがたを私以上に知ってくださったからこそ、あなたをすくわずにはおれませんと願いたってくださった阿弥陀様のみ心を聞かせていただくことです。
「南無阿弥陀仏」は呪文ではありません。 私というものを照らしてくださる仏様です。私というものの本性を知らせてくださる仏様です。 阿弥陀というのはサンスクリット語でアミターバ(無量光)・アミターユス(無量寿)という意味です。 ですから阿弥陀様は空間的にも時間的にも限りない仏様です。いつでもどこでもどんなときでも私に寄り添い続けてくださる仏様です。